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みなさんこんにちは。ギズモードライター小暮です。最近盛んに飛び交う「iPad mini」の噂。まだその姿やパーツなどが流出したという話は聞きません。この噂が立ったのは、Kindleをはじめとする電子ブックリーダーや、AndroidタブレットがiPadよりも小型で携帯性をより前面に押し出してきていることを受け、Appleもうかうかしていられないはずでは? もしかすると対抗馬として同じサイズの製品を出してくるかも…? という期待感が元となっているのではないでしょうか。
しかし、現在のiPadのインタフェースはあの大きな画面にマッチしたデザインになっています。そこがiPadの優れたところなので、そのまま小さくしただけだと使い辛くなっちゃうんじゃないの? だから7インチクラスのiPadはありえないね! という意見も多く、「iPad mini出るよ!」派と「iPad miniは出さないよ!」派が激しく衝突しているのが現状ですね。
そんな中、米ギズモードに寄稿されたiOSプログラマー、ジョエル・バーンシュタイン(Joel Bernstein)さんの検証記事「UI的に7インチiPadはあり得る」はその論争に一石を投じる内容となっています。内容的にはかなり突っ込んだ話となっているので、専門用語も多く、やや難しい話ですが、もしiPad miniに興味をそそられているなら、一読しておく価値はあると思いますよ。
しかし…、まるで実態が見えない、噂だけがひとり歩きしているiPad mini。その様子は、口裂け女や人面犬といった都市伝説のようなものに思えてなりません。あ、いや。iPad miniに限ったことじゃなくて、Apple製品全体に言えることなんですけどね! でもこうやってユーザーを期待させちゃうあたり、都市伝説を生み出しちゃうあたりが、Appleの上手いトコなのかもしれません。
※参考ページ
7.8インチiPadはUI的に充分あり得る