オリンピックではシンデレラが生まれる。前評判の高かった美女アスリートの活躍だけではない。これまでも岩崎恭子(1992年バルセロナ・競泳)や柴田亜衣(2004年アテネ・競泳)といった、まったくの“無印”美女たちが金メダルを獲得して国民を熱狂させてきた。
7月27日に開幕するロンドン大会には、そんなシンデレラへの変身を本誌が密かに期待するアスリートたちが多数出場する。
その中の一人が、“ロンドン五輪の大島優子”と呼ばれる、陸上・ハードルの木村文子(きむら・あやこ、24)だ。
キュートな笑顔の裏に日本選手権2連覇の実力を持つ。100mハードルの自己記録は“13秒04”で日本歴代3位。スポーツ紙ではAKB48の大島優子に似ていると評判になっているが、ロンドンで表彰台の“センター”を勝ち取れるか。
撮影■藤田孝夫
※週刊ポスト2012年8月3日号