最近、女性に負けず劣らず身だしなみに気を使う男性が増えているという。男の人は本来、中身で勝負のはずが、「見た目のため」が徐々にエスカレートしているのだとか。そこで、男性美容の定番ともいえる“フェイシャル”を、女性セブンの男性記者(38才)が体験した。
若いころから肌の手入れに無縁でヒゲ剃り後のアフターシェーブも使わず、カサカサで荒れ放題肌の記者が、訪れたのは東京・表参道にある『タカミクリニックMEN』。
「男性のお客様は(クリニック全体の)1~2割で、30~50代のかたが中心です。女性と違って、日ごろからしっかりと肌のお手入れをする男性は少なく、ドライスキンのかたが大半なので、ヒゲ剃りで肌が荒れるのでと施術を受けられるかたも多いです」(院長・高見洋さん)
今回の施術は、美白とアンチエイジングに効果的な「タカミ式メソフェイシャル」(顔+首・1回60分=2万3100円、10回コース21万9450円)。洗顔後、タカミクリニックオリジナル導入剤を顔と首に塗布。ペンの形をした電子針で皮膚の表面をなぞられる。皮膚に微弱な電気を与えることで細胞間を一時的に開かせ、そこをめがけて専用ローラーで導入剤をぐいぐい流し込むのだとか。
「エレクトロポーションというこの技術で、これまで困難とされたヒアルロン酸などの高分子美容成分を肌の奥まで導入できます。肌のくすみや弾力低下のお悩み、ヒゲ剃りやゴルフでの日焼けなどでダメージを受けた肌にもおすすめです」(前出・高見さん)
最後に、ビタミンCEパックで肌の引き締め。数分後にゆっくりパックをはがすと、透明感と赤ちゃんのような弾力にあふれていて、われながらびっくりだ。
※女性セブン2012年8月2日号