まさかの相手に恋をしてしまった夫(38才)にうんざりするのは、埼玉県在住の女性Hさん(32才)。さらに姑も同じく“恋の病”にかかっているというのだから、Hさんは困り果てている。そんな夫と姑への不満を、Hさんがぶちまけた。
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去年の夏から私でも気づくくらい姑とダンナの様子がヘンになったの。ふたり同時にみるみるヤセ始めただけじゃない。顔を見合わせてはため息をついたりしてるから、私に隠れてヘンな占い師にでもハマッてしまったか、借金の保証人にでもなったか。いろいろ気をもんでさ。見逃せなくてふたりを問い詰めたの。
もう、開いた口がふさがらないってこのことね。夫に好きな人ができて、その相談を姑にしているうちに“恋の病”が姑に感染したんだっていうんだもの。
「条件しだいではいつでも離婚するわよ」と思わず大きな声を出したわよ。だけど夫の恋の相手は韓流ドラマの女優で、姑のお相手も韓流の男優だって。「あんたら何いってんの!」でしょ。
で、この夏は初めての母息子旅行で「韓国旅行に行きたいんだけどいいでしょ? 反対なんかしないでしょ?」と姑は芝居がかった目で、私ににじり寄ってきたのよ。
韓国にも韓流にも興味のない私は、高級ブランドバッグと引き替えに「お留守番してやってもいい」ともったいつけてやった。母息子ってバカツボが似るんだなって、思わずわが息子の頭をなでちゃったわ。
※女性セブン2012年8月9日号