昨年1月11日に入籍した仁科克基(29才)と多岐川華子(23才)が、離婚に向けて協議に入った。克基の父は松方弘樹(70才)で、母は仁科亜季子(59才)、妹は女優の仁科仁美(27才)。華子の母は多岐川裕美(61才)で、父は往年の名俳優・阿知波信介さん(享年67)だ。大物2世カップルの結婚はわずか1年3か月で破局を迎えようとしている。
6月15日に放送された『家族になろう(よ)SP』(テレビ東京)では、35年ローンで購入した都内の3階建て一戸建ての“愛の巣”を公開したが、この番組が放映されたときには、すでに夫婦の間に修復できない亀裂がはいっていたという。
「昨年末に大喧嘩をしてからぎくしゃくしはじめたようで、7月にはいってから正式に別居になったそうです。華子ちゃんが新居を出て、いまはお母さんの裕美さんと一緒に生活しています」(芸能関係者)
その後、華子と克基は母同士が同席の下、離婚の話し合いの席をもうけたという。
「離婚原因は、華子ちゃんに好きな男性ができたからだって、克基くんはいっていました。彼としては、“一度や二度の過ちは許す”とまでいったのに、彼女のほうが“もう無理。別れてください”と夫婦関係を修復することは不可能だといったそうです。“相手の男のことは知りたいけど、おれにもプライドがあるから聞けへん”って克基くんはつらそうにいってました」(克基の知人)
この克基の話を聞いて仁科が大激怒したという。
「離婚するなら“慰謝料をきちんともらいなさい。悪いのは男ができたあっちなんだから”って克基くんにいってるそうです」(前出・克基の知人)
しかし女性セブンは、取材を進めるなかで、克基の女性関係をつかんだ。
「華子さんに好きな男性がいるかどうかはわかりませんが、最近の克基くんは毎日のように飲み歩いて、店で一緒になった女性を口説いたりしてますよ。“嫁がおらんから、家に来いへん?”って。広い家にひとりきりだから寂しいんでしょうね」(別の芸能関係者)
実際、女性セブンは7月中旬、こんな現場を目撃した。深夜2時過ぎ、自宅からひとり出てきた克基は愛車に乗り込むと、近くの駅まで車を走らせた。そこが待ち合わせだったのだろう。通りにそのまましばらく停車していると、ひとりの女性が足早に克基の車に駆け寄ってきた。
黒いショートパンツにウエッジソールを合わせ、明るい金髪のセミロングをひとつにまとめたその女性は、明らかに華子とは違った雰囲気だった。克基は女性を助手席に乗せると、再び来た道を引き返した。そして自宅へと戻ると、そろって部屋の中へとはいっていった。カーテンが閉められ電気が消えたのは午前5時すぎのことだった。
「華子さんは克基くんの女癖の悪さにとっくに気づいていました。1年が我慢の限界だったんですね。当然、多岐川さんもそれを知っているから、“あっちには女がいる”といって、逆に慰謝料をもらうつもりだと思いますよ。夫婦よりも、母同士の激突になっていますね」(前出・夫妻を知る人)
※女性セブン2012年8月9日号