ライフ

溜池ゴロー監督 20歳そこそこの及川奈央を“最年少美熟女”

 世の中の熟女ブームとAV業界における美熟女ブームはリンクしている点が少なくない。6000本の作品に出演した業界屈指のベテラン男優・田淵正浩氏と、AV業界に熟女ブームを生みだすきっかけを作った溜池ゴロー監督が語りあった。

 * * *

溜池:田淵君はキャリア何年だっけ?

田淵:今年で22年目になります。溜池監督と初めてお仕事させてもらったのは、1997年じゃなかったかなあ。

溜池:もうそんな昔になるのか。田淵君は、美熟女AV女優さんから、ぜひ共演したいというご指名が多いし、僕の作品にもたくさん出演してもらっています。

田淵:溜池監督の現場は、本当にきれいな女優さんばかりなので僕も幸せです。監督が美熟女AV路線を定着させるまで、このジャンルはけっこうキツい女優さんが多かった。還暦すぎた女優さんがベッドで待っていたこともありました。

溜池:田淵君はそれでも立派に勃起させる。AV男優の鑑ですよ。

田淵:美熟女の魅力は、やっぱり大人でないと醸せない色気っていうのがあります。熟れきったおっぱいやヒップのラインから滲むエッチさは美熟女ならではのものです。

溜池:ある程度の年齢になって、セックスの経験値が上がらないと色気は出ないんだよね。

田淵:ある女優さんなんですけど、若かった頃は反応が悪くて、男優と絡んでもマグロ状態でひどいものでした。でも結婚相手が某AV監督で、彼が毎晩せっせとセックスに励んだら、どんどん開発されていったそうです。

溜池:その後、彼女は最高にエッチなベッドシーンを演じていましたね。

田淵:熟女は等身大の自分をさらけ出してくれるし、大人目線というのかな、撮影現場の雰囲気や監督から要求されているものをちゃんと理解しています。その点、若い女優さんは自分しか見てない人が多いような気がします。

溜池:肉体は成熟しているのに、心が若い頃のままで大人になっていないのは困る。だから僕は撮影前に、必ず女優さんを面接して、そういう点を厳しくチェックします。

田淵:熟女かどうかというのは、年齢じゃなく心の問題ですよね。

溜池:たまに若い女優さんでも、大人の女の色気を身につけている人がいます。及川奈央ちゃんや早坂ひとみちゃんなんかは、20歳そこそこで、熟女の寛容なハートを備えていました。いわば彼女たちは“最年少美熟女”です。

田淵:監督が美熟女ジャンルを開拓し定着されてからは、ルックスも大事になりました。

溜池:美しい熟女が当たり前になったので、僕のメーカー「溜池ゴロー」の作品は、美熟女AVというより、もはや“美女AV”といってもいいような気がする。

●たぶち・まさひろ:1967年生まれ。1990年1月にAV男優としてデビューし、現在までに6000本を超える作品に出演している。デビュー時の芸名は「ピッチャー小林」だった。1992年には実相寺昭雄監督の映画『屋根裏の散歩者』(三上博史主演)に出演している。早漏改善のメソッドについても詳しい

●ためいけ・ごろー:1964年生まれ。明治大学卒業後、テレビドラマや映画の助監督を経て、1994年にAV監督デビュー。1999年に後の妻となる川奈まり子主演の『義母 まり子34歳』を発表し、美熟女ブームを巻き起こした。2006年に美熟女専門レーベル「溜池ゴロー」を設立。著書に『SEX会話力』(小学館101新書)、『モテの技術』(アスペクト)

※週刊ポスト2012年8月3日号

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン