週刊ポスト8月10日号で、鈴木京香と長谷川博己が半同棲状態にあることが報じられた。これまでの数々の俳優と浮名を流してきた彼女。京香の余裕は、かつて彼女が経験してきた数々の「悲恋」によるものだろうか。
1999年頃からは、俳優の堤真一(48)と交際していた。21世紀を迎えるカウントダウンはフランス・パリで2人きりで過ごした。帰国時には報道陣の前をツーショットで歩き、入籍間近との情報も飛び交った。しかし2001年夏には破局。2人の間に何があったかは知る由もないが、当時は「堤が共演女優と噂になることも多く、すれ違いが深まっていった」(芸能関係者)といわれた。
その後、堤の先輩格だった真田広之(51)とも交際、「結婚間近」と報じられている。08年、真田がハリウッド進出に際し拠点を米・ロサンゼルスに移すと、京香は後を追うかのようにロスに豪邸を購入。当時の所属事務所も辞め、仕事以外はアメリカで暮らしていたほどだ。しかしこの恋も2009年には終わりを告げた。
「多くの女性と同じように、彼女も40歳を迎えるまでは結婚というものを考えていたのかもしれません。ですが、40歳を過ぎると女性は変わる。必然的に子供を諦める選択を迫られるし、結婚や家庭というものより、一生続けていく仕事のこと、そして“今をいかに楽しむか”ということに考え方がシフトしてくる。
独身生活を謳歌している京香さんも、おそらくこれまでのこだわりから自由になれたんじゃないでしょうか。だから長谷川さんにも結婚を求めたりはしていないらしい。最近では元カレの堤さんと舞台で共演しているし、真田さんにも仕事の相談をしているそうです」(芸能関係者)
京香の生き方は、多くの40代女性たちの共感を呼んでいる。恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみ氏がいう。
「京香さんのように美しく、仕事のキャリアを積んできた40代女性は、男性を“安定を得るため”ではなく、“自分のライフスタイルを彩るため”に選ぶ。セックスを充実させるための相手であれば年下の若い男性を選ぶし、知的な会話をしたいのであれば年上を選ぶ。そういった女性たちはセックスへの関心も高く、束縛しあう関係よりも常に新たな出会いを求めているという気がします」
京香にとっては、長谷川との気取らない今の関係が心地よいのかもしれない。彼女がいつまでも美しい秘密はこれかと、悔やしいけど妙に納得してしまった。
※週刊ポスト2012年8月10日号