7月末に行なわれた、『第52回ミスインターナショナル』の中国西南部にある重慶地区予選で、代表として選出された3人が「ブサイクすぎる」と話題になっている。
重慶地区大会の主催者側は、「このコンテストはたいへん公正で公平、公開のもとに行なわれた。美醜の感覚は人それぞれ」とコメントしていたが、相次ぐ批判に急遽方針転換。重慶予選のやり直しを発表したものの、“ブサイクすぎる”受賞者はそのままで追加の代表者を3人選出することとなった。
「中国では以前にもミスコン出場者の年齢詐称や整形がバレたりということがありました。協賛企業のコネがある子は必ず選ばれるともいわれています。なんでもありの世界ですし、やり直しをするだけマシなんじゃないですか」(中国在住のジャーナリスト)
とはいえ“美しさ”の基準は人それぞれ。コンテストの選考の難しさをミスコン関係者が語ってくれた。
「日本でも、ある審査員が最初に落とそうとした候補を、別の審査員がイチ押しにする場合は多々あります。太っている女性が、健康的で美しいとされるアフリカや、毛深いことが美人の条件とされるキューバなど、国によっても美人の条件は違いますから、本当に美人の判断基準は百人百様です」
やり直してさらに「ブサイクすぎる」ミスが選ばれないことを祈ります。
※週刊ポスト2012年8月10日号