ビートたけし、櫻井よしこ、勝谷誠彦など錚々たる論客が寄稿する『メルマガNEWSポストセブン』では、現在服役中のホリエモンこと堀江貴文氏の連載も収録。担当編集S氏が明かす獄中近況記は、堀江氏の意外な一面がわかると評判だ。7月27日配信の25号から、その一部を紹介しよう。
* * *
こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。長野刑務所での堀江の近況をお伝えしますね。
ついに夏本番。今年は電力供給不足が懸念されるので、いたるところで節電が叫ばれていますが、それは堀江がいる長野刑務所でも同じ。この猛暑日の中、昨夏と比べて15%の節電目標なのだそう。管轄の中部電力の目標は4%ですから、この数字は小さくはないですよね。堀江も「官ってこういう取り組みに過剰の反応するよねー」と苦笑いであります。
さて、今週は堀江がこのニュースに関心を持ってコメントしています。
【パチンコ大手ダイナム、香港市場に上場へ】
日本の株式市場へは、刑法の賭博罪に当たる恐れがあるため、上場ができなかったパチンコ大手のダイナムさんが、海外の市場に上場し、100億円超を公募するというニュース。実は、このダイナムさんは東日本を地盤とし、堀江が在籍していたライブドア時代の顧客でもあったそうです。
日本ではいたるところでパチンコ店が営業され多くの人が楽しんでいるのに、日本の市場には上場できないという矛盾…。パチンコの三店方式(特殊景品を介在させ、出玉を金銭と交換することが事実上可能な営業形態)のようなものは、よく“グレー”なんて表現されますが、堀江は、このグレーについて、こう言っておりました。
「日本政府はソープランドといい、憲法9条と矛盾する自衛隊といい、グレーが大好きだよね。グレーのよくない点は合法・非合法両方のマフィアを増長させちゃうところ。『合法マフィア=警察・検察(及びそのOBたち)』、『非合法マフィア=ヤクザ』ね。カジノ立法の際、パチンコも合法化しちゃえばいいのに」
カジノ立法の話はよく聞きますが、果たして日本でカジノとパチンコが合法化される日は来るのでしょうか。