夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(43歳)がアミューズメント会社勤務の奥様(44歳)。ご主人は再々婚、奥様は再婚です。
* * *
主人には子供はなく、私には12歳の息子がいます。主人とは友人の結婚式の二次会で知り合ったんですが、私の苗字の頭文字が「ミ」だと知ると、「キミは理想の女性だ。『みっちゃん』と呼んでいい?」とアタックしてきました。
結婚してからも「みっちゃん」と呼ぶので、「アナタとの結婚で苗字は変わったのよ。それなのに今も『みっちゃん』はおかしいわ」というと、「実は……」と打ち明けられました。
最初の奥さんの名前がM希で、「みっちゃん」と呼んでいたらしいんです。でも、離婚して再婚。二番目の奥さんはK美なのに、エッチの時、習慣で「みっちゃん」と呼んでしまったそうで、「それで離婚。だから三度目は『みっちゃん』と呼んでも大丈夫な女性と付き合おうと思って」
それで私が理想? 若い時なら怒ったけど、結婚生活に満足しているから許します。ただひとつ、アナタに警告。先日、息子から「みっちゃんのおっぱい最高」っていわれたの。エッチの時のアナタの口ぐせよね。隣の部屋の息子は寝てるから安心と思っていたけど、聞こえてたみたいよ!
※週刊ポスト2012年8月10日号