ライフ

妻の不倫 5年間騙され続けた42歳夫「怒りは一生収まらぬ」

 最近、フェイスブックの流行により、妻が別れた恋人と“繋がってしまう”というケースが相次いでいるらしいが、女性の恋愛や結婚事情に詳しい作家の島田佳奈氏によると、SNSと並び既婚女性たちの再会劇の“鉄板”なのが同窓会。メーカー勤務のX氏(42)も同い年の妻の“元サオ”を知ってしまった一人だ。

「妻が高校の同窓会があるといって、故郷・北海道へ出かけて行ったのは5年前のこと。それまで何度か帰省はしていましたが、同窓会は初めて。案内が届いた時から妻は嬉しそうでした。僕としても彼女を労うつもりで『一人で行ってきたらいいよ、子供の面倒は僕がみるから』と送り出したんですけどね……」

 故郷から帰った妻は「みんな全然変わってなかった! これからもちょくちょく会おうって話になったの」と、興奮気味に話したという。普段は仕事と育児に忙しい妻の気晴らしになればと、X氏は3か月から半年に一度、北海道へ出かける妻を、時には空港まで送り迎えしたという。

「その妻がまさか元カレと逢瀬を重ねていたとはねぇ……」

 X氏は妻が不在のとき、妻の同級生から電話がかかってきたことがきっかけで、妻の不倫を知ってしまった。

「友達で集まるなんて口実で、北海道に帰るための出まかせだったんです。妻は高校時代に学校の英語教師と付き合っていたらしく、同窓会で20数年ぶりに再会して以来、関係が復活したというんです。

 つまり、5年間ですよ! 昔の話はともかく、5年も僕は騙され続けていたわけで、腹が立つやら情けないやら。息子がまだ小学生なので、離婚するかどうか悩んでいますが、この怒りが収まることは一生ないんじゃないかと思います」

 銀行員Y氏(50)の妻も、やはり同窓会がきっかけで元カレと出来てしまった。

「校舎の建て替えが決まった高校の同窓会が30年ぶりにあるとかで、その時は特に何とも思わなかった。

 妻とは結婚20年目。息子と娘はもう17歳と14歳で、ごくごく平凡な専業主婦をやってきた彼女の男関係なんて、結婚前のことも含めて特にこちらから聞くこともなかった。要は関心がなかったんですよ。

 だから、同窓会で再会した大学時代に自然消滅してしまった元カレとどうこうという話を聞いても、正直ピンとこなかったし、あの妻が不倫なんて、一番驚いているのが僕じゃないでしょうか。

 確かに2か月に一回くらい夜に外出することはありました。でも、友達とディナーに行くといわれれば、別に疑いませんよ、こっちは。それが相手の出張のたびに“遠距離不倫”していたなんて。離婚云々以前に、それだけの魅力なり大胆さがあの妻にあったことが、今でも信じられません」

※週刊ポスト2012年8月17・24日号

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン