ライフ

25歳年下の自慢の妻がパチンコ店で元カレに出会い不倫に発展

 このところ、フェイスブックをきっかけとして元カレ・元カノ同士の不倫が増加しているらしいが、他にもこんな偶然の再会も。自営業のA氏(52)は夫婦そろって大の野球好き。もっとも、テレビ観戦専門の夫に対し、妻は熱烈な球場派。贔屓チームの観戦に行く妻と友達の分まで、よくA氏がチケットを取ったりもしていた。

「いつも妻には会社の経理を手伝ってもらってるんで、その給料がわりというかな。ただ、友達と野球を観て飯を食ってくるにしても、帰りが遅いと思ったのが去年の今ごろ。しかも妙にめかしこんで行くし、おかしいと思っていたんだよね。そうしたらその日一緒に野球に行ったはずの友達を街で見かけたんです。

 さっそく帰ってきたヤツを怒鳴りつけましたよ、一体どういうことだ!って」

 妻が白状するには、球場には行ったが、一緒にいたのは1年ほど前に再会した元カレとのこと。

「そもそもヤツの野球好きが昔の男の影響だってことはオレも知ってた。付き合い始めた頃になんでそのチームのファンなのかって聞いたら、前に付き合っていた男がファンだったからといっていたからね。

 それが球場でバッタリ再会して、最初はたまに会って野球話をするだけだったというんだが、どこまでホントだか。そんなよく出来た話、あると思う? 少なくともオレは信じられないし、信じたくもないね」

「元カレ」が原因で離婚した人もいる。運送会社で役員を務めるB氏(55)だ。25歳年下の自慢の妻を連れて出かけたあの日のことを、今でも悔やまずにはいられないという。

「役員になってからは休日出勤が減ったこともあって、昔好きだったパチンコをまた始めたんです。その日は妻と昼飯に出かけ、その帰りに立ち寄ったのが運のつき。普段妻をパチンコに連れて行くことなんて滅多になかったのに、そんなときに限ってヤツがいたというんだから、シャレになりませんよ」

 そのとき、妻が偶然出会ったのが妻と同世代の元カレだったというのである。

「もともとパチンコには何の興味もなかった彼女が、今度は一人でも行ってみたいなんていうから、こっちは共通の趣味ができたと喜んでいたんですけどね。何のことはない、妻の目的は若い元カレと会うことだったんです。アッチの方もご無沙汰だったからなあ。妻を『初心者なんだし、あんまり負けるなよ』なんて笑顔で送り出していたバカなオジサンはとっとと捨てられたってわけです。本当に情けない……」

 いつもと違う相手を手に入れようとするのが男の浮気だとすれば、過去を彩る「元カレ」との再会を通じて、いつもとは違う“自分”に出会いたいのが女の不倫だろうか。妻たちの本音を、知らぬは夫ばかりなり。

※週刊ポスト2012年8月17・24日号

関連記事

トピックス

佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
大型特番に次々と出演する明石家さんま
《大型特番の切り札で連続出演》明石家さんまの現在地 日テレ“春のキーマン”に指名、今年70歳でもオファー続く理由
NEWSポストセブン
NewJeans「活動休止」の背景とは(時事通信フォト)
NewJeansはなぜ「活動休止」に追い込まれたのか? 弁護士が語る韓国芸能事務所の「解除できない契約」と日韓での違い
週刊ポスト
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト