「マザコンになりやすい傾向があるのは、O型とA型です」と語るのは、血液型人間学の祖・能見正比古氏の遺志を引き継いで現在も研究を行なっているNPO法人ヒューマンサイエンスABOセンター所長の市川千枝子氏。
とくに末っ子のO型には“甘えっ子”が多く、小さい頃から母親にベッタリ。スキンシップを好む性格もあいまって、マザコンになりやすいという。
「母親もO型の場合は、親子で密着して“母と息子で一心同体”のような状態になりやすい。恋人や妻より母親との絆の方がずっと強いなんてことにもなりかねません」(市川氏)
A型のマザコンはちょっと趣が異なり、責任感から「親を大事にしなければ」という気持ちが強い。
「そのため、“妻も大事だけれど、母親をないがしろにするわけにはいかない”と、板挟みになるA型夫も多いんです」(市川氏)
逆に誰とでも距離を取りたがるAB型は、自分の母親に対しても一歩引いた関係をつくるので、マザコン度が最も低いとか。
※週刊ポスト2012年8月17・24日号