金メダル数で絶好調の中国だが、場外では“お騒がせ”な中国人記者がロンドンでヒートアップしていた。
五輪の取材証を持たない記者のためにロンドン市内に開設されたプレスセンターで、「中国の記者の皆さんへ。プレスセンター職員への配慮をお願いします。彼らを撮影したい場合は、事前に彼らに声をかけてください」
と中国語で書かれた紙が貼り出されたのだ。
「取材証を持たない中国人記者は、4000人の英国に次いで800人という大人数なんです。彼らがプレスセンターに押し寄せて無断で職員を撮影したため、自粛を求める通知が出た。
その後、中国人記者たちがこれに反発したため撤回されましたが、今度は抗議が認められたことを誇らしげに記事にしていたのには唖然としました」(現地取材するスポーツ紙記者)
お騒がせは韓国も負けてはいない。
ヨットチームのコーチは開幕前の7月25日未明に飲酒運転で現地警察に逮捕され、強制帰国となった。おそらく今大回の選手・関係者では“最短滞在記録”だ。
もっとも、ソウル在住の韓国人によれば、「このような悪いニュースは国内ではほとんど報じられない」という。
※週刊ポスト2012年8月17・24日号