これまで食べたアイスの数は1000種類以上。食べたアイスの味や食感、はたまた歴史などのうんちくをブログで紹介し、コンビニアイス評論家として活躍するアイスマン福留(39才)。
7月20日から2週にわたって放送された深夜番組『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演、大きな反響を呼んだ。
マツコ・デラックス(39才)にひとつひとつのアイスの特徴を細かく説明。これにはマツコも「いかに自分が決まったものだけ手にとっていたかわかったわ。それがプロとアマの差ね」と絶賛していたほど。
森永製菓広報部によると番組で紹介した『チョコモナカジャンボ』はツイッターなどでの書き込みが一気に広がり、その反響に驚いたという。
アイスマンがアイス評論家と名乗り始めたのは約2年前。アイス好きがこうじて始めたサイトが思わぬ反響を呼んだからだ。
「それまではトラック運転手から金融機関のシステム開発などの職につきました。でもどれも長続きしなくて。何が自分に向いているかと考えたとき、子供のころから大好きだったアイスが思い浮かびました。そこでコンビニアイスの意外と知られていない情報を提供していこうと思ったんです」(アイスマン福留・以下「」内同)
対象がアイスなだけに、アイスマンのアイス評は超甘口。批判はせず、アイスをいかにおいしく食べるためにどうすればいいかに重きを置く。
「市販のアイスは『アイスクリーム』、『アイスミルク』、『ラクトアイス』、『氷菓』に分かれ、パッケージに表示されています。それぞれ味わいがまったく違うので、種類を見て選ぶ方法もあります。
アイスクリームは牛乳から水分を抜いた乳固形分が15%以上でうち乳脂肪が8%以上。つまり脂肪分がいちばん多く、コクのある味わい。アイスミルクは乳固形分が10%以上で乳脂肪が3%以上のため、アイスクリームに比べるとややさっぱりめ。
ラクトアイスになると乳固形分が3%以上になるので、さらにあっさりとした味わいに。ラクトアイスよりも乳固形分が低いものは氷菓として分類されます」
1日2~3個のアイスを食べ、毎日、コンビニに足を運び、新製品を探し1日20か所以上まわることも。それだけ食べて、太ることはないの?
「体重は変わらないですね。アイスって100kcal以下の低カロリーのものもたくさんあります。高いものでも200~300kcalとケーキやスナック菓子より高くないものが多いんですよ」
※女性セブン2012年9月6日号