本誌・週刊ポストが前号でスクープしたピースの綾部祐二(34)と「若貴の母」藤田紀子さん(64)の30歳差熱愛報道は、テレビ、スポーツ紙が一斉に「後追い」するなど大反響を呼んだ。
それだけではない。紀子さんのマンションを訪れる綾部の写真に加え、「若貴の写真の前でのエッチ」「深夜に呼び出し手料理を振る舞った」などの証言を詳細に報じた本誌の前に、本人たちも「逃げ切れない」と観念したのだろう。本誌発売と同時に、両者とも熱愛騒動について発言し始めた。その内容は連日マスコミを賑わせ、結果として「露出してナンボ」の彼らにとっては大変オイシイ出来事となった。
ただし綾部も紀子さんも、実際に肉体関係があったかどうかについては巧妙にはぐらかし続けている。具体的に明かしたのは、紀子さんが綾部に振る舞った手料理が「もつ鍋みたいな感じのもの」(綾部談)といったことぐらいだ。
しかし綾部クン、『ポスト』を甘く見てはいけない。「もつ鍋みたいなもの」――たったこれだけの情報が、紀子さんと綾部が一線を越えてしまった“何ものにもかえ難い証拠”であることを本誌は知っている。
かつて紀子さんの家政婦を務め、長年行動を共にしていた女性がいう。
「綾部さんがもつ鍋と話していたのを聞いて、ピンときました。“あぁ、これは牛すじのおでんのことだな。紀子さん、綾部さんにゾッコンね”と。紀子さんの手料理には特徴があって、大好きな男性には必ず牛すじのおでんをご馳走するんです。この料理は寡黙な旦那様(故・二子山親方)も珍しく褒めていた料理ですしね。
紀子さんの周囲では、彼女に落とされそうな男性のことを“おでんターゲット”と呼んでいた。彼女は、大好きな男性から褒められたい一心で、家に招いたら手料理を振る舞う。その時の勝負料理が牛すじのおでんなんです」
確かにマスコミの取材に答える紀子さんは、「ウフ、ウフウフ」と、10代の乙女のように恥じらっていた。
※週刊ポスト2012年9月7日号