テレビ番組の生放送中に同棲中である元芸能レポーター・鈴木奈津子さんに公開プロポーズして話題となったお笑いコンビ・タカアンドトシのタカ。すでに入籍もしたタカが2004年から約4年間交際していたのが26歳OLのAさんである。身長は160センチほど。榮倉奈々によく似ている。
Aさんがタカと出会ったのは19歳のときだった。
「当時、私は大学生。芸人さんたちとの合コンでタカさんと知り合ったんです。当時の彼は28歳だったかな。お互いに“つき合ってほしい”とかそういう告白はなく、気がついたらいつの間にか体の関係になっていた」(Aさん・以下「」内同)
その頃のAさんは、吉本興業の劇場がある「新宿ルミネ」内の飲食店でアルバイトをしていた。タカがライブに出演する時は休憩時間を共に過ごすこともあった。Aさんのバイトが終わる頃にはタカが愛車のビッグスクーターで迎えに来て、2人乗りで一緒にタカの仕事先に向かい、終わればまた次の仕事先へ。2人はいつも行動を共にした。
仕事が終わると、タカはAさんの実家に顔を出した。
「私の実家に一緒に帰って、母の作ったご飯を食べるんです。タカさんは私の姉とも仲がよくて、家族ぐるみのつき合いでした」
Aさんの実家で深夜までくつろいでから帰っていくタカ。ところが、問題はその行き先だった。
「当時、タカさんには同棲中の彼女がいて、彼女が帰る頃に合わせて彼も家に帰るんです。えっ、それでいいのかって? 私はタカさんの2番目の彼女。それでよかったんです。彼も“他に彼女がいる”と隠すことなくいってましたから」
二股をかけながら堂々と家族ぐるみの交際をするのは、欧米でもあまり例を見ないが、Aさんは、
「彼はドSで、私はドMだからいいんです。そもそも彼は本命、対抗の女の子だけじゃなく、セフレが何人もいた。私は対抗か、よくてセフレの一番手かな」
とこともなげにいうのだった。
※週刊ポスト2012年9月7日号