お笑いコンビ・タカアンドトシのタカが2004年から約4年間交際していたのが26歳OLのAさんである。身長は160センチほど。榮倉奈々によく似ている。テレビでの公開プロポーズの末、元芸能レポーターと入籍したタカについて、Aさんに祝福の言葉を求めたところ、「幸せになってほしい」と快くインタビューに応じてくれた。
タカとAさんはいわゆるセフレの関係ながら、家族ぐるみの付き合いをしていた。そんな常人とかけ離れた感覚を持つタカは、性癖のほうもいささか特殊だった。
「彼は、“オレの好みのタイプは女子プロレスラーの井上貴子なんだよ”っていうんです。私のことも“下半身がどっしりしてるのが好きなんだ。お前のむちっとした下半身いいね”なんて褒めてくれましたし、“もっと食って太って、ブリブリの下半身になれよ”って肉体改造も命じられました。よっぽど女の子のお尻と太ももが好きなんでしょうね。後輩芸人さんたちと飲んでいる時でも、ずっと私のお尻を触り続けているんです」(Aさん・以下「」内同)
「尻フェチ」だけならまだ理解できる。しかし、タカの凄いところはAさんを使って自らの女子プロレス好きの性癖を満たそうとしたところだ。
Aさんによれば、タカは新宿にあるキャットファイトのマニアが集まるショップの常連。キャットファイトとは、女同士の取っ組み合いのことだ。タカはAさんをその店に連れて行き、レオタードのようなプロレスのコスチュームをAさんに買わせ、「これを着て(セックス)しようぜ」と誘ったこともあったという。
「タカさんは常々“ノーマルなセックスよりHなキャットファイト漫画でオナニーしているほうが好き”といってた。だから、私がキャットファイトのレオタードを着たときの興奮はもうマックスに高まっていました。“よ~し、オレはコーチで、お前は練習生だ!”“今からオレをコーチと呼べ!”と叫びながら、次々にいろんなプレイをリクエストしてくるんです」
そのプレイ内容を聞けば、思わず「変態かっ!」と突っ込みたくなる。
「馬乗りになって、オレの髪の毛をつかんでほしいとか、顔面騎乗して太ももと尻でギュッと圧力をかけてくれというんです。私に太れ、太れといったのも、顔面騎乗の時の密着感を高めたかったかららしい(笑い)。で、興奮した彼とそのままベッドインという流れになるんですが、肝心のセックス自体は淡白でしたね」
いくらプロレス好きでも持続力のほうは「時間無制限一本勝負」とはいかなかったようだ。
※週刊ポスト2012年9月7日号