ライフ

SODのAV原作募集に若者多数 「SNS普及が背景」と担当者分析

 斬新な企画を次々発表し、AV業界に革命を起こしてきたソフト・オン・デマンド(SOD)の一風かわった募集が話題を呼んでいる。

〈あなたの妄想、SODが買います!〉

 SODの公式サイトにそんなキャッチコピーが躍ったのは8月14日のことだ。AVの新企画を一般人から募り、採用の暁には賞金10万円。さらにシリーズ化されれば作品を販売するごとに10万円ずつお支払いをする、と説明されている。

 企画担当者に話を聞いた。

「募集をかけてからまだ1週間余り。それでもツイッターを中心に幅広く拡散されたせいか、100通近いメールが寄せられています。既に、『宇宙で行なう無重力セックス』などといったユニークな原作も寄せられています」

 SODでは5年前にも同様の企画を募集していた。オフィス、体育の授業、お葬式といった日常のあらゆるシーンを半裸で生活するというシチュエーションが人気を博した『上半身&下半身「丸出し」35人 半裸ワールド』は一般公募から生まれたものだという。

 ただし、前回の募集では「採用作品は100通に一通あるかどうか。盛り上がりも今回ほどではなかった」と担当者は語った。5年前との“違い”は何か?

「今回は大学生や20代の若者からの応募がとても多かった。年齢層が高くなると人妻・熟女物などの定番物が傾向として増えるんですけど、年齢層が下がれば斬新な作品も生まれやすい。

 若者の応募が増えたのは、ツイッターなどのSNSなどが普及したため当社の告知が若者の眼にふれやすくなったという背景もあるでしょうが、私は彼らのAVに対する見方が変わったからだと分析しています」(同)

※週刊ポスト2012年9月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン