国内

男子学生の60%以上「つきあうなら年上がいい」の調査結果

 お笑いコンビ・ピースの綾部祐二(34才)と元横綱の“若貴兄弟”母の藤田紀子さん(64才)の交際が話題だが、芸能界だけに限らず、年上の女性と若い男性というカップルが珍しくないものになりつつあるのだという。

 早稲田大学国際教養学部教授で「恋愛学」の第一人者・森川友義さんは、「本質的に、男性が恋愛・結婚相手に求めるものは、女性の若さとそれに付随する生殖能力です」としたうえで、こう説明する。

「1960年代以前は見合い結婚が主流だったが、近年は出会い方や恋愛スタイルが変わった。学校や友達の紹介で交際するケースが増えたことで、年上女性と結婚する比率も上がってきたのでしょう」

 見合いの場合、経済力なども考慮して男性が3、4才上でセッティングされることが多かった。だが1960年代末、見合い結婚と恋愛結婚が逆転、2010年には恋愛結婚が約88%、見合い結婚が約5%になった。今や出会いの場は、ネットなどにも広がり多様化している。

 女性のライフスタイルも変化した。『【年の差婚】の正体』(扶桑社新書)の著書がある明治大学文学部教授の諸富祥彦さんは、こう話す。

「今は40代でも、年齢を感じさせない魅力的な女性が増えています。若い男性も、昔ほど年齢にこだわる価値観がない。私が男子学生にアンケートしたところ、60%以上が“つきあうのは年上女性がいい”と言ったんですよ」

※女性セブン2012年9月13日号

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