2010年6月に女性セブンがスクープした松雪泰子(39才)と、ヒップホップグループ『Song Riders』のリーダー『KG-K9shot〈以下・KG〉』(29才)の交際。ふたりは、友人の紹介で知り合うと、すぐに意気投合し、交際をスタートさせた。
「松雪さんはKGのライブにも足を運び、スタッフに菓子折の差し入れをして、“あの人をよろしくお願いいたします”と挨拶してました。“姉さん女房”って感じでしたよ」(音楽関係者)
女性セブンでは、前夫との息子(11才)も合わせた3人で外出する姿をお伝えしたが、それは、はたから見たら、仲睦まじい家族そのものだった。そして、いよいよ結婚目前かと思いきや、今春、ふたりの関係に転機が訪れていた。
「KGは松雪さんにゾッコンで、“早く一緒に暮らして結婚したい”と何度もプロポーズしました。だけど、松雪さんから“結婚は考えられない”とフラれてしまったんです」(前出・音楽関係者)
息子もなつき、女優業を応援してくれる理解者だったKG。だが、松雪には、再婚よりも優先しなければならない“別の男”がいた。それは、2人の弟だ。
地元の高校を卒業後、上京し、女優への階段を上っていった松雪。2人の弟は、そんな姉の後を追うように東京で暮らし始め、芸能界の道へと進む。
現在は、松雪と同じ事務所で、それぞれ高村晃平(37才)、松雪陽(33才)としてタレント活動中。上の弟、高村は、松雪が主演を務めたドラマにキャスティングされ共演もしている。下の弟、陽は以前、『LAZY KNACK』という音楽ユニットを組んでいたが、そのライブには、松雪が足繁く通っていた。最近ではキャンドルブランドを立ち上げたが、それを松雪は、自身のブログで紹介したこともある。3きょうだいの仲の良さは昔と変わらなかった。
「陽くんは結婚して子供がいるんですが、まだ収入が安定していないため、松雪さんが彼の家族を丸ごと世話をしてあげているんです。陽くんのお子さんたちも松雪さんのことが大好きで、彼女もアンパンマンのクッキーを焼いてあげたりしてかわいがっているんです」(松雪の知人)
両親は佐賀で暮らしているため、東京では、松雪が親代わりとなり、弟たちの面倒を見ているという。
「2人の弟たちは、まだ一人前というには早く、松雪さんは、彼らがひとり立ちするまでは、経済的にも彼らを支えなければと思っているんです。一方のKGも、メジャーデビューはしているものの、これから芸能活動を頑張っていかなければならない人です。
再婚となれば、新たな家族が増えることになりますから、松雪さんの責任も増えますよね。彼女は面倒見がいいですから、再婚してカレのことも弟たちのことも中途半端になるのはちょっと違うかなって思ったんだと思いますよ」(前出・知人)
※女性セブン2012年9月13日号