国内

高須院長 ボブ・サップ、ホーストを竹島や尖閣に派遣せよ

領土問題について持論を展開する高須院長

“美のスペシャリスト”として知られ、芸能界から財政界、スポーツ界まで幅広い交友関係をもつ高須クリニックの高須克弥院長。ツイッターでは、趣味から流行、時事問題に至るまで、幅広いテーマをツイートし「かっちゃん」の愛称で人気者だ。今回からスタートする当サイトのシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」では、高須院長がご意見番として世の中のさまざまな話題に縦横無尽に提言をしていく。第1回目は紛糾する領土問題にメスを入れる!

 * * *
──韓国の李明博大統領の竹島上陸、香港の活動家による尖閣諸島上陸と、領土に関して立て続けに問題となっていますが。

高須:日本は、もう少し強い姿勢に出るべきだね。尖閣諸島の問題では、香港の活動家が日本を舐めている部分もあると思うんだよね。取り締まったのが海上保安庁や沖縄県警なわけでしょ。海上自衛隊が出ていって、然るべき対処をすれば、香港の運動家だってビビっちゃうでしょう。まあ、日本の憲法を考えると、現実的な方法ではないけどね。

──確かに自衛隊の出動は無理だとしても、日本の対応を歯痒く思っている国民も多いと思います。

高須:そういえば、ツイッターでちょっとだけ過激な発言をしたら、すごくフォロワーが増えたよ(笑い)。今回の領土問題にムカついている人はやっぱり多いんだね。

──とはいえ、この問題を解決するのはかなり難しいと思いまですが、院長的にはどうすればいいと思いますか?

高須:韓国に不法占拠されてる竹島はすぐにどうこうできることではないかもしれないけど、尖閣のほうは、国でも東京都でもいいから早く買い取ってしまうしかないのかもね。あるいは、日本領のままにして中国人に買わせて、税金を取るっていう方法もあるけど。

──でも、一度中国人に買われてしまうと、竹島みたいに不法占拠されちゃうような気もしますよ…。

高須:じゃあ、野田さん(佳彦首相)が、オスプレイに乗って尖閣諸島や竹島に上陸すればいいんだよ。日米安保条約でアメリカが日本を守るってことは、そういうことでしょう。アメリカがついていけば、中国も韓国もそんなに強硬な態度ではいられないはずだよ。

──大胆な進言ですね…。でも、中立的な立場を強調するアメリカにモヤモヤを感じている人も少なくないのは確かかも。

高須:なんなら、尖閣諸島の周辺を埋め立てて、そこに米軍の基地を移設しちゃうとかね。基地があれば、周辺も開発し放題だし、メタンハイドレードを掘り出して提供したら、米軍だって喜ぶかもしれないし。

──とんでもなくいろんな障害が待ってそうなアイディアですけど、実現すれば確かに中国は引っ込んでくれそう…ですね。

高須:ただね、実際問題として、日本側の要請で米軍が動くってことはないんだろうけどね。安保条約を交わしてるからといって、米軍は日本の傭兵ではなくて、むしろ力関係でいうと米軍のほうが上なわけだから。まあ、究極的なことをいってしまえば、もう日本は傭兵を雇っちゃえばいいんだよ。この前までリビアで戦ってた傭兵なんかは、いま失業しちゃってるだろうから、喜んで竹島や尖閣に行ってくれるんじゃないの? あとはネパールのグルカ兵もいいかも。ネパールは北朝鮮と繋がりも深いから、“対韓国”という意味で、案外日本のいうことを聞いてくれるかも。韓国もまさか竹島問題で北朝鮮サイドからの圧力がかかるとは思ってないだろうから、意外と効果あるかもよ(笑い)。

──日本国憲法的に絶対無理な話ですが、日本政府にはそれくらいやってほしい…ってことですよね。もう院長は過激だなぁ…。

高須:そういえば、ボブ・サップとか、アーネスト・ホーストとかから、フェイスブックで「なんか仕事ないですか?」ってメッセージがよく来るんだけど、彼らを竹島や尖閣に派遣するってのなら、いいんじゃない? 傭兵としては弱いかもしれないけど、あのふたりが島を守ってたら、香港の活動家だって、ちょっとはビビるでしょう(笑い)。

──というか、サップとホーストから、そんなメッセージが来るんですか!? スゴイですね。

高須:そうなんだよ。今回のテーマとは関係ない話だけど、実は生前葬を考えていて、サップとホーストに、ぼくが入った棺を運んでもらおうと思ってるんだよ。カッコいいでしょ? それで、2人が運んでいる棺の中から、ぼくが飛び出すの。「まだ生きてるぞ!」ってね(笑い)。

 * * *

 と、奔放発言の高須院長。過激な提言は、現実的ではないかもしれないが、理不尽な韓国や中国の姿勢に怒りを覚え、そして煮え切らない日本政府の態度に不満を抱いている民意の総意ともいえそう。それにしても、サップ、ホーストが棺を運ぶ生前葬とは、なんともユニーク。ぜひとも盛大に行ってほしいものです!

 【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン