かつてはウエンツ瑛士(26才)や生田斗真(27才)、大沢あかね(27才)らが子役として活躍した、“人気タレントの登竜門”との呼び声も高い人気番組『大!天才てれびくん』(NHK教育)。その番組で今最も注目されている子役が、小学6年生の岡田結実ちゃん(12才)だ。実は彼女、あのスベリ芸人・ますだおかだの岡田圭右(43)の愛娘なのだ。
親子であることは隠して活動しているが、結実ちゃんの母、つまり岡田の妻・A子さん(37才)も元お笑い芸人で、現役時代はますだおかだと同じステージに立ったことも多く、そんな芸人夫婦の間に生まれた娘だけあって、結実ちゃんの笑いのセンスは折り紙つき。
だが一方で聞こえてくるのは、「あのお母さん、なんとかしてくださいよ…」という番組スタッフたちの嘆息だった…。
「A子さんは、収録には必ず同行して、台本の読み合わせなどでは、内容や進行に積極的に意見を言う強烈なステージママなんです」(NHK関係者)
しかし、そんなことは序の口で、終いには司会者にまで口を出すほどだという。ちなみに『大!天才てれびくん』の司会は出川哲朗(48才)で、A子さんにとっては芸人時代からの知り合いなのだ。
「もともと仲がよくて、だから文句も気軽に言えるのか、“哲っちゃん、もっと子供を動かさないと面白くないでしょ。何やってんの? ちゃんと仕切ってよ!”って。毎回、自分の司会ぶりにダメ出しされて、出川さんもタジタジです」(前出・NHK関係者)
スケジュール管理も徹底している。楽屋入りして1時間以上、スタッフが呼びにこないと、ADを呼び出し、「何してんの? 子供なんだから1時間も待っていられるわけないでしょ」と子供のことがわかるからこその意見を率直に言ったり、収録合間の待ち時間が長ければ、「ちょっと、スケジュールおかしいんじゃないの?」とディレクターにチクリ。
メイクについても黙っていない。普通の母親は、番組専属のメイクさんにすべて任せるところを、結実ちゃんだけは、A子さんが「服の色に合わせてもっと派手に」、「髪を切ったので目元をいつもより強調して」など、細かく注文をつけるのだという。
「A子さんは、現場に来ている子役たちの母親のボスとなって、今や一目も二目も置かれる存在なんです…」(前出・NHK関係者)
彼女に詰め寄られたスタッフたちが助けを求めているのが、他でもない夫の岡田だ。
「岡田さんは自分の仕事でNHKにやってくるたびに、“奥さんがまたスタイリストに厳しい注文をつけていましたよ”とか聞かされ、その度に“カミさんが迷惑をかけまして、すみません”と謝っているんです」(前出・NHK関係者)
※女性セブン2012年9月13日号