最近は何かとお店のカードでポイントがつき、お得気分を味わえるが、ちょっとしたワザを学べばポイントをさらに増やすこともできるし、貯めたポイントを無駄なく活用することも可能だ。いかにしてより得をすべきか。
ひとつ気をつけたいのが、ポイントの期限はカードによってまちまちだということ。そこでうっかり期限切れなんてミスをしないように、ポイントを自動管理してくれるポイント探索サイト『ポイント探検倶楽部』などのサイトを活用するのがおすすめ。
同サイト代表の菊地崇仁さんはこう言う。
「それも面倒な人は、ポイントをがっつり貯めず、ショッピングのたびにこまめに使ってしまうのもひとつの手です」(菊地さん・以下同)
意外と見落としがちなのが、登録制のポイントサービスだ。「ETCによる高速道路などの通行料金の支払い額に応じてポイントが貯まる『ETCマイレージサービス』や、特定のお店でSuicaで買い物をするとポイントが貯まる『Suicaポイントクラブ』などが代表的ですが、どちらも事前に登録が必要なので要注意。登録しなければポイントは貯まりません。どちらも登録は無料なので、ぜひ利用してみてください」
ほかに、サークルKサンクスの『カルワザクラブ』やNTT東日本の『FLETS’光メンバーズクラブ』などもある。
「ポイントを貯めることが目的になってしまって、使わずに期限切れになってしまう人も結構多い。ポイントは使うことを最終目的にしましょう」
有効期限があるポイントは早めに使うのが理想だが、期限が近づいてしまったのに使い道がすぐには見つからない場合などは、提携している他社のポイントに交換するのも手だ。
「交換することで有効期限を延ばすことができます」
また、ポイントの利用は「100ポイント以上」などと決まっているのに、あと数ポイント足りないという場合にも、他社のポイントから移行して、利用できるポイント数をクリアするという使い方もある。
「他社ポイントに交換する場合に、『Tポイント』や『Pontaポイント』など、さまざまな店舗で1ポイントから使えるものに交換すれば、使い勝手もよくなります」
また、ポイントを交換する場合に知っておきたいのが交換が可能かどうかの相関関係だ。
「現在のところ、『Yahoo!-JAL-Ponta』と『楽天-ANA-Tポイント』というのが相互交換できる大きなグループです。ただし、来年の春以降、変動があるかもしれないので要チェックですね。交換できるルートや交換レートは、『ポイント探検倶楽部』でも簡単に検索することができますよ」
※女性セブン2012年9月13日号