また一人、人気女子アナがテレビから姿を消す。
TBSの竹内香苗アナ(33)が9月末での退社をラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』(8月26日放送)で明かした。
2001年入社の竹内アナはバラエティと報道の両分野で活躍し、2004年からは地デジ大使を務めるTBSの顔として活躍。現在では『はなまるマーケット』に出演している。今年3月に一般男性との結婚を発表した。
「一般企業に勤務する夫は竹内アナの“お酒好き”にも寛容だそうです。竹内アナも夫の財布のひもを握っているらしく、カードの使用明細などもチェックしているとか」(TBS関係者)
先のラジオ番組では、「夫の海外駐在に同行するため年内にブラジル・サンパウロに移住する」とも明かした竹内アナ。5年ほど現地で暮らすことが決まっているという。
最近は、結婚した女子アナが「夫の海外勤務地に移住」するというパターンがやたらと多い。記憶に新しいのがフジテレビの中野美奈子アナ。7月末に退社し、タイに移住するといわれている。それ以外にも、
●テレ朝・石井希和アナ(2012年退社)→シンガポールへ
●日テレ・松尾英里子アナ(2012年退社)→アメリカへ
●フジ・宮瀬茉祐子アナ(2011年退社)→アメリカへ
●TBS・海保知里アナ(2008年退社)→アメリカへ
と数が多い。ここには、プロ野球選手と結婚してメジャーリーグへ、という例は含んでいない。
なぜ女子アナの“海外流出”は続くのか。女子アナ事情に詳しい芸能ジャーナリストの片岡亮氏はこんな分析をする。
「世間に顔が知られている存在なのに電車通勤を強いられる女子アナは、街で日々心理的なプレッシャーを受けており、自由に歩き回れる海外生活への憧れが強い。実際、女子アナの合コンでも海外駐在の可能性がある職業、特に商社マンや金融マンの人気が高いんです」
そうはいっても、“やっぱり注目されたい”と、早々に日本に戻ってくる女子アナも多いんですけどね。
※週刊ポスト2012年9月14日号