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杉村太蔵 片づけられない女に「片づけなくていい、捨てろ」

 薄口政治評論家といわれる杉村太蔵前衆議院議員(33才)が、女性セブンの「家族事故調査委員会」委員長に就任。読者の悩みに答える。

【相談】
 私はいわゆる片づけられない女です。一度、片づけてもすぐに部屋が散らかってしまいます。病的ではないものの、夫からは“どうして片づけられないの?”と叱られますが、それなら自分でやってほしいのですが…。(30才・専業主婦)

【回答】
 かくいう私の家内も片づけられない女。いや、うちの家内はホントによくやってくれているんですよ。でもね、たったひとつ不満があるとすれば、彼女が片づけられないというところなんです。

 例えば食料品を冷蔵庫にしまうとき。私は卵は卵ケースに、ビールはビール専用の置き場所にないと嫌なんですよ。でもうちの家内ときたら、平気でビール置き場にチーズや豆腐を入れたりする。私が“ちゃんと入れて”と怒ると“じゃあ、パパがやればいいじゃない”と反論してくるんですよ。

 そりゃ、私がやればいいのかもしれませんよ。でも男って、奥さんにきちんと整理整頓してもらいたいもんなんです。

 え? それは男女不平等だって? わかりました。私がいい方法をお教えしましょう。いいですか? あなたは片づけなくていい。そのかわり、家にある不要なものを処分してください。

 何も全部捨てろとはいわない。着ない服や履かない靴、見ないDVDなどは全部、リサイクルショップに持っていきましょうよ。そうすれば部屋も片づくし、多少のお小遣いにもなる。もちろん売れないものは捨てるなり、その他で活用すればいいでしょう。

 私の家内も新しい靴や洋服が欲しいって言いますよ。そのとき私はびしっと言います。“今持っている服や靴を処分したら、新しいのを買ってあげる”と。でも家内はさらに反論するんですね。“今は着たり履いたりしないけれど、いずれは…”って。

 私からすると、“じゃあ、今使えばいいのに”って思うんです。今、不要なものは将来も不要。それならばとっととリサイクルショップに持っていくなり、本当に使いものにならなくなったら捨てるなりすればいいと思うんです。自分にとって必要なものだけを残せば、不思議と家の中は片づきます。

 いいですか? あなたは片づけなくていい。そのかわりに不要なものを手放す勇気を持ってください。私から言えることはそれだけです。

※女性セブン2012年9月13日号

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