妻・小林麻央(30)の好みで選んだといわれるロマンティックなピンク色の大豪邸が、いつの間にやらこんなに変わり果ててしまうとは――。
市川海老蔵(34)が西麻布の雑居ビルで“関東連合”のメンバー相手に暴行沙汰を繰り広げてから約1年9か月。当時は海老蔵と麻央を取材するため、本誌を含め、数多くのメディアが目黒区内にある海老蔵の自宅を訪れたものだった。
ところが、海老蔵と麻央の近況を取材しようと、自宅を訪れた本誌記者は驚いた。豪邸の各所に改築が加えられ、まるで要塞のようになっていたのである。
かつては格子状のシャッターのすき間から中の様子を窺えたガレージは、目隠しシャッターに変更。また玄関のドアも鉄製の分厚いものに変わっていた。
さらに自宅前の通路は監視カメラで24時間チェックされている。2階の様子はどうかと見上げても、庭木がうっそうと茂っており、窓の奧を見ることはできない。事件直後にはなかった設備である。
プライベートを追われることの多い芸能人とはいえ、なぜここまで「完全防御」しなければならないのか。海老蔵に近い芸能関係者がいう。
「海老蔵に暴行を加え逮捕された関東連合のIが、3月末に仮出所したのですが、海老蔵の自宅付近のギャングファッションの店で働き始めたのではないかと、ここ最近噂になっていたんです。
どうやらその話はまったくのガセネタだったようですが、麻央は特に脅えてしまっており、事件後に生まれた1歳の娘を連れて近くに散歩に出ることすらない。彼女の不安を少しでも和らげようと、海老蔵が自宅のセキュリティを強めたんだと思います」
いまだに事件の“後遺症”に悩まされているとは家族にとって不幸だ。「ご近所の人間ですら、麻央さんと娘さんの姿を見るのはまれ」(付近住民)という
※週刊ポスト2012年9月14日号