国内

韓国服役の渋谷ギャル「韓国人も中国人も国、国言い過ぎ」

 竹島問題をめぐって日本と火花を散らす韓国で、“貴重な体験”をしてきた渋谷ギャルの異色の告白本『韓国女子刑務所ギャル日記』(辰巳出版刊)が話題になっている。

 著者は元マンバギャル(ヤマンバメークのギャル)の「あき」。勤務先のキャバクラ店員から紹介された「運び屋バイト」でマレーシアから覚醒剤を持ち帰ろうとしたところ、経由地の韓国・仁川国際空港で逮捕され、そのまま韓国で3年間の拘置所・刑務所生活を送ることになった。

 約1年後に3年の実刑が確定すると、韓国唯一の女子刑務所に移送されるが、“同居人”の韓国人受刑者らと喧嘩を繰り返しながらも、最後には教官(刑務官)からも認められて班長に指名されるまでにのし上がった。

 だが、喧嘩ばかりしていたわけではない。母親のような年齢の韓国人の囚人から韓国語を習い、心優しい無期懲役の中国人女性との友情も芽生えた。

 あきさんがあっけらかんと語る。

「国によっては死刑になる可能性もあったわけだし、韓国で捕まったのは“不幸中の幸い”だったのかもしれない。でも、この3年間で自分の悪い部分にどんどん気づいて、見直すことができるようになったかな。反省はしてるけど、中にいたことを後悔はしてないし、誇りに思ってる」

 服役中に韓国人・中国人と大喧嘩し、同時に友情も育んだ彼女に、日韓・日中間の領土問題について訊いてみた。

「韓国からアイドルがカネ稼ぎに日本に来て、中国には日本の工場がたくさんあって、日本人も整形しに韓国に行く世の中なのに“仲悪いです!”って騒ぎ立ててもねぇ……そのへん、皆ヨロシクって感じかな。

 ただ、韓国人も中国人も“国、国”って言い過ぎじゃん、って思う。刑務所の中で観た冬季オリンピックでも、韓国人がメダル獲った瞬間ばっかりテレビで流されてスゲー疲れたもん」

※週刊ポスト2012年9月14日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン