芸能

小林麻耶、新人時代の“いじめ”は期待の裏返しでもあった

<私も会社に入ってからありましたよ!(中略)無視はつらい。まさか大人になって小学生みたいなことをされるなんて想像もしていなかったので、かなりショックが大きかった>

 9月5日、自身のブログで、過去に局内でいじめられた体験を告白した元TBSアナウンサーの小林麻耶(33才)。

 幼稚園に通う子供を持つ母親からの、ママ友から<無視されています>という相談コメントに応える形で、彼女の言葉は綴られた。

<分かります>と切り出した小林は、2003年4月にTBSへ入社した際に、「挨拶をしても無視された」という経験を明かし、冒頭の発言を続けたのだ。

 さらに、上司から嫌みを言われて、<最初は言われるたびに泣いてばかりいました。アナウンサーは向かないから、本気で職業を変えようと思ったこともありました>と苦しい心の内も吐露した。

 当時の小林をよく知るTBS関係者は、「彼女をいじめていたのは入社当時の教育係だったAさんですね」と声をひそめる。

 青山学院大学在学中から人気番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系列)に出演し、入社前からすでにアイドルアナ的な存在だった小林。

「でも、入社したての彼女なんてアナウンサーとしての技量はゼロなわけです。“かわいいだけで入ってきた”という評価だったので、指導も自然と厳しかったようです。それが、それまで周囲から“かわいい”ともてはやされてきた彼女にはいじめと感じるほどキツいものだったのでしょう」(前出・TBS関係者)

 教育係の先輩アナ以外にも、彼女に厳しく接する先輩は少なくなかったという。

「“かわいい”というだけで、次々と看板番組に起用され続ける小林さんに対する、先輩アナたちの嫉妬は根深かったんです。番組内で握手を拒否するなんてことまでやってのけた先輩までいましたから。ただ、一方で“将来は局を背負うアナウンサーになるかもしれない”という期待もあって、あえて厳しく接して育てようという意図もあったんです」(前出・TBS関係者)

※女性セブン2012年9月27日号

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