缶コーヒーと携帯電話のコラボCM、アパレルメーカーとファッション誌のコラボ商品など…とにかく今“コラボ”が人気! そんななかホテル業界も異業種と連携することで、新たな顧客獲得に動いていました!
「ホテルのコラボ企画自体は10年ほど前からありますが、日航やニューオータニなどの高級ホテルにまで広まり、一大ブームとなったのは最近になってから」
と言うのは観光ジャーナリストの千葉千枝子さん。今年のホテル業界のキーワードはコラボ。有名ブランドやキャラクターとの組み合わせや宿泊プランの販売が増えている。
ジルスチュアートと期間限定でコラボしたホテル日航東京の限定客室(1泊朝食付き5万円~)はすでに完売。機動戦士ガンダムとコラボしたホテル グランパシフィック LE DAIBA(1泊1万3500円~)のスペシャルルームも満室状態が続いている。ほかにも、東大寺×ホテル日航奈良(1泊朝食付き1万7500円~)なども人気だ。
「昨今、ホテル業界では競争が激化。他社との差別化を図るためにコラボ企画がクローズアップされてきた背景があります。提携する企業側にとっても、宿泊客に商品をPRできるというメリットがあるんです」(千葉さん)
※女性セブン2012年9月27日号