ここ数年続く“うち食”ブームもあり、炊飯器は毎日使うだけに、少々高くてもおいしく炊けるものがいいという人が増加中。8月にはシャープの『ヘルシオ』から高級炊飯器が発売されて話題に。ますます注目を集める炊飯器、さてどれを買う?
「新米が発売になる秋口に、各社新製品に力を入れます。新製品が出揃うのが9月末頃なので、最新モデルが欲しいなら、今が買い時です」というのは、All About家電ガイドの戸井田園子さん。
高級炊飯器は4~5年前に初登場。機能面なども充実し、すでに頂点に達したという声も。ビックカメラ有楽町店専門相談員の牧野裕司さんが、選ぶコツを教えてくれた。
「圧力IHは、米に圧力をかけて熱を加えるのでやわらかく甘めに、IHはしゃきっとした食感に炊き上がります。まずは、家族の嗜好に合うほうを選ぶといいですよ。スチームが噴射するかどうかも大切です。狭い場所に置きたい、蒸気で部屋が暑くなるのを避けたいというかたは、スチームなしを選ぶ傾向があります」(牧野さん)
【ビックカメラ有楽町店の売れ筋ベスト5】
1位:タイガー魔法瓶 JKX-A100
2位:パナソニック SR-SX102
3位:三菱電機 NJ-XW103J
4位:東芝ホームアプライアンス RC-10VPF
5位:日立アプライアンス RZ-W2000K
話題の高級炊飯器だが、4万~5万円台も根強い支持が。「ただ炊飯器は毎日使うものと、納得いただけるのでしょう。8万~10万円のものがよく売れています。最近の健康ブームも影響し、玄米や雑穀米がおいしく炊ける機種も人気があります」(牧野さん)
※女性セブン2012年10月4日号