今年4~6月の視聴率で開局史上初の3冠に輝いたテレビ朝日。視聴率の急上昇とともにフジから「女子アナ王国」の座を奪う勢いとなっている。
前田有紀アナ(31)、竹内由恵アナ(26)などスポーツ系に強い女子アナが育ってきている。
「『やべっちFC』での前田アナと、ナイナイの矢部さんの掛け合いは絶妙で、“やべっちはTBSの青木裕子アナ(29)より前田と付き合ったほうがいい”と周囲からいわれるほど。
竹内アナも乗りに乗っている。ボクシング金メダルの村田諒太に五輪開幕前から目を着けていた取材力に加え、タモリ、とんねるずと重鎮に可愛がられるオヤジキラーぶりはさすが」(テレ朝スポーツ番組系スタッフ)
硬派モノでも、『報道ステーション』のサブキャスター、小川彩佳アナ(27)や、『サンデー!スクランブル』で復活した下平さやか(39)をはじめバランスよく人材が揃っている。
「フジや日テレと違って、なぜかフリーに転身しようという野心家がいないのも助かっている(笑い)」(別のテレ朝社員)という。
そこで「ヤバイ!」という話になっているのが、フリーで羽鳥アナとともに『モーニングバード!』を担当する赤江珠緒(37)だ。
「経費削減のなか、MCが男女ともフリーというのはいかがなものかとの声が上がっている。ただ赤江さん本人はTBSラジオの『たまむすび』の仕事が楽しくてたまらないようで、小島慶子(40)のようにラジオでブレイクを狙ったほうがいいかも」(前出・テレ朝社員)
※週刊ポスト2012年10月5日号