2011年4月に松山ケンイチ(27才)と結婚した小雪(35才)。この1月に長男を出産し、9月に第2子妊娠を発表したばかり。現在妊娠6か月で、来年1月に出産予定だ。
そんな小雪は、発売中の『CREA』(文藝春秋)で、長男を預けるため、公立保育園3つに申し込み、いわゆる待機児童として、空きが出るのを待っている状態であることを明かした。理由は「子供はごく普通に育てたいし、自分自身も普通のお母さんでありたい」からというものだった。
2011年4月現在、待機児童の数は全国で2万5556人(厚生労働省調べ)にものぼっている。しかしながら、この数字には、「どうせ認可保育園には入れないから」と、申請自体をあきらめてしまった家庭などが含まれておらず、潜在的な待機児童の数は、0~2才児を中心に、ゆうに80万人を超えるといわれており、大きな社会問題になっている。
そんな背景もあり、小雪の言動を巡って待機児童ママたちの間に波紋が広がっている。女性セブンがママ100人に実施した緊急アンケートの結果、賛成と反対に意見が真っ二つに分かれた。まずは賛成意見から紹介しよう。
「やっぱり子供を安心して預けられるのは認可保育園。同じママとして気持ちはすごくよくわかります」(神奈川県横浜市・39才)
「みんなと同じように順番待ちをしているというところに好感がもてます。芸能人って、お金があるから、私立や特別な学校に行ったりして、感覚がずれちゃうところもあるんでしょうけど、そんななかで“普通に育てたい”という気持ちは支持したいです」(東京都渋谷区・29才)
認可保育園を希望する待機児童が多いのは、やはり保育料の安さによるところが大きい。それゆえ人気女優である小雪が、「普通の子供に育てたい」と、わが子が公立保育園の待機児童になっていることを公言することに対して、違和感を覚える人は少なくない。
「公立保育園の保護者に、芸能人のようなセレブはほとんどいません。小雪さんほど収入のあるかたは、どうぞ、幼稚園に行ってください。それでカバーできないならシッターさんにお願いしてください」(東京都豊島区・37才)
「普通の人たちと一緒に育てたいという、彼女なりの教育方針なのかもしれませんが、そのためにどこかの家庭が犠牲になるわけですから。お金を払えば、認可外でも公立保育園のようにきちんとした施設もあります。待機児童ママたちは、他に選択肢がない人が多い。優雅なセレブとは無縁のママたちなんですよ」(東京都板橋区・44才)
と、かなり厳しい意見も寄せられた。
※女性セブン2012年10月11日号