衝撃の逮捕劇から3年。今年11月下旬、ついに酒井法子(41才)の執行猶予期間が明ける。そして、12月には、芸能界に復帰することが決定した。織田信長の妹・お市の生涯を描いた時代劇の舞台で、酒井は主役のお市を演じることになった。
思い起こせば3年前の裁判で、「肺がんを患う継母のために介護を勉強し、それを仕事にしたい」と涙ながらに話していた酒井。介護を学ぶために大学にも入学したはず。仕事を始めるなら介護職じゃないの?
「酒井さんは“そもそも介護の仕事には本気じゃなかった”といわれています。介護現場は超のつく重労働で平均月収は19万円ほど。彼女にとって、この収入で暮らしていくのはたいへんなことです。あの発言は、裁判官への心証をよくし、執行猶予を勝ち取るためのものだったとみられています」(芸能関係者)
そして今、介護の勉強に見切りをつけるには好都合な(?)状況が起こっている。彼女が籍を置く学校法人が経営不振に陥り、今にも破綻しそうなのだ。
酒井が在籍しているのは群馬県高崎市にある創造学園大学。ここを運営する学校法人・堀越学園に対し、文部科学省が解散命令を検討しているという。
「創造学園大は学生が集まらなくて、負債が50億円にまで膨らんでいます。運営母体の堀越学園も学校を維持するだけの資産がなく、長い間職員に賃金を払ってないんです」(全国紙社会部記者)
仮に解散命令が出た場合、大学は閉鎖されることになる。学校がなくなれば、酒井の資格取得もおぼつかない。「介護士になりたくてもなれない」という都合のいい言い訳ができるわけだ。
「これで酒井さんは大手を振って芸能界復帰を目指せるわけです。収入も一ケタ違いますからね。スポットライトの下でしか生きたことのない彼女ですから、やはりこの世界に戻るしかないんですよ」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2012年10月11日号