国内

ホリエモン「橋下氏と維新の会の覚悟をもっと考慮すべき」

 ビートたけし、勝谷誠彦、森永卓郎など錚々たる論客が寄稿する『メルマガNEWSポストセブン』では、現在服役中のホリエモンこと堀江貴文氏の連載も収録。担当編集S氏が明かす獄中近況記は、堀江氏の意外な一面がわかると評判だ。9月28日配信の33号から、その一部を紹介しよう。

 * * *
 こんにちは。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。長野刑務所での堀江の近況をお伝えしますね。

 収監されて一年以上が経過しましたが、ちょっと前から堀江の味覚が変わってきたようであります。どちらかといえばシャバでは甘いものは食べなかった堀江が、今やスイーツ男子に。「今度アイスの給与があるんだけど、『ガリガリ君』が出るんだって」とほくそ笑んでおりました。スタッフが「コーンポタージュ味? 梨味は食べましたか?」と聞くと、「そんなもん出るわけねぇーだろ。つーか、選んで食べられるわけないでしょ(笑)」とテンション高くツッコミを入れてくるほどであります。

 そんな甘いもの好きの御大ですが、ニュースはちゃんと辛口で斬っております。

【日本維新の会、次期衆院選に向けて結党】

 橋下徹・大阪市長を代表に日本維新の会が結党しましたね。来る解散総選挙に向けて、350人程度の擁立を目指すというから驚きです。御大はというと、相変わらず、橋下さんのスキャンダルを探し続けるマスメディアに対して物申したいようです。

「マスメディアはいろいろと重箱の隅つつきを続けているが、大事なことを忘れている。維新の政策によれば、衆議院議員を半減、参院を潰すと言っている。つまり、政治家ではなく国の形を変えるために、パートタイムで議員をやる覚悟を持って挑戦するのであり、議員を『一生の仕事』と思っていないのがポイントだ」

 政治家といえば、60歳定年なんていう一般企業の概念はなく、70歳以上になっても議員でい続ける人も少なくありません。つまるところ、それが「一生の仕事」ということになるのでしょうが、橋下さんたちは、そうは考えていないと御大は見ているわけです。

「そういった橋下氏の覚悟を考慮して評論すべきなのに、メディアの人間はそれができない。一生に一つの仕事しか考えられない既存マスコミの人々には想像できないのかもしれない。可哀想に…」

「可哀想に…」のあたり、マスメディアに散々叩かれてきた御大だからこそ、理解しえる感じなんでしょうかねぇ…。

※メルマガNEWSポストセブン33号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン