毎日のように報じられているいじめ問題について、関根勤(59)が語ってくれた。
「間寛平さんは、かつて直接教室まで行って“うちの子いじめてんのお前か。今度いじめたらお前んちの玄関の前でウンコするからな!”ってすごんだそうです。寛平さんって、いつもニコニコしながらギャグやってるから面白いけど、そういう人が真顔になったら怖いですよ。それからいじめはピタッとなくなったそうです」(関根・以下同)
さすがは間寛平。なかなか真似のできることではないが…。
「ぼくだったら…、釘を持っていって、いじめた子の目の前で、自分の太ももをブスっと刺しながら、“おれは娘のためならなんだってできるんだぞ”と言いますね。“わっ、このオヤジはアブナイ! 近寄りたくない”って思わせます。傷なんて病院に行けば治る、それで子供を守れれば安いもの」
実際、長女の麻里(27才)には“おれはお前のためなら死ねる。ずっと味方だから”と言い聞かせていたんだとか。その言葉が通じたのか、なんでも親に相談する素直な子に。「ぼくと違って優等生だった」麻里は、大学を飛び級・首席で卒業。今やその天真爛漫な笑顔と聡明さ、気立てのよさで、芸能界では父をしのぐほどの活躍ぶりだ。
「ぼくが娘にしてあげたのは、毎日笑わせること。そして人生は楽しい、生きているって楽しいって思わせることでした。ぼくは人を笑わせるのが仕事ですからね。とにかく本気でふざける。そうすれば外の社会でどんなに嫌なことがあっても、家に戻ってリセットできるはずと信じてました」
※女性セブン2012年10月11日号