9月19日、東京・中野サンプラザで田原俊彦(51)のコンサートが行なわれた。
「元気ですかぁ~? 1、2、3、4、5、6、7、ハッピー!』という最近恒例の挨拶から始まり、新曲『Mr. BIG』など23曲を熱唱。1980年6月に『哀愁でいと』でデビューして以来、33回目の夏を迎えた今年は、ファンからのリクエストベスト30のなかから曲を選択。51歳とは思えないダンスのキレで、約2000人のファンを魅了した。
今でもスリムな体型を保つ田原だが、このほど体重が増えたことを明かしている。
「このまえ、体重計ったら、61.8キロあってさ。人生最高体重。いつも体重計乗るとき、怖いの。57キロ切ったらどうしようって。59~60キロくらいだとちょうどいい感じなんだけどね。61.8キロ。うれしくてね」(田原)
コンサートで2時間歌って踊り続けるだけに、ツアー中はいつも体重が減るというが、今回ばかりは違ったようだ。芸能記者が解説する。
「田原は、腹筋に割れ目ができるほど鍛えている。61.8キロといっても、太ったどころか、まだまだ細い。むしろ、ちょうど良いくらいでは」
田原はMCで、「歌うことと踊ることしかできない僕ですが、33年間ついてきてくれてありがとう」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
田原が尊敬するマイケル・ジャクソンは、50歳でこの世を去った。いま50歳を超えて、ソロで2時間歌って踊れる日本人アーティストは、なかなかいないといってもいいだろう。田原は、お手本のいない未知の領域に足を踏み入れようとしている。