夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(36歳)がソフトウェアメーカー勤務の奥様(38歳)。ご主人は牛のレバ刺しが大好物でした。
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7月前は「これが最後だから」と連日のようにレバ刺しを食べてましたね。とにかく、生が好きなんです。ビールは生! 魚は刺身で、ごはんには目玉焼きではなく、生卵だ」と主人。
主人の生へのこだわりって、祖父の影響らしいんです。おじいちゃん子で、「生のほうが力が出るんだ」といわれ、運動会の時なんか、生卵を3個も飲まされていたそう。
私は「若い時はともかく、30を過ぎたら、生の物はお腹を壊したりするし、できるだけ食べないで」とお願いしてるんですが、「牛以外のレバーは大丈夫だから」と、今も生レバーが大好物。そんな主人が昨夜、浮かぬ表情で「当分、生の物はやめておくよ」「どうして?」「弟がさぁ……」
27歳の末っ子、独身の弟がいるんですが、「彼女が妊娠したらしいんだよ。あれほど『きちんと避妊しろ』といっていたのに。やっぱり、生は危険だ……」
ちょっと違うと思うけど、私としては大賛成よ!
※週刊ポスト2012年10月12日号