最近、バラエティー番組に多く出演し、あき竹城(65才)に迫る勢いなのが淡路恵子。御年79才の彼女が、「『ドラゴンクエスト』命」「ゲームをやりすぎて腱鞘炎になった」というギャップがウケてブレイクした。
松竹歌劇団の養成所から故・黒澤明監督に抜擢されて『野良犬』で映画デビューし、21才でハリウッドデビューも果たしているれっきとした大女優だ。
だが、私生活は波乱続き。最初の夫との間に2人の子供をもうけるも、離婚。故・萬屋錦之介さん(享年64)と1966年に再婚し、引退して2児をもうけるが、萬屋さんの事務所が多額の負債を抱えて倒産したうえ、萬屋さんが重症筋無力症という難治病に。豪邸を売却し貯金も尽きた淡路は、夫を看病しながら生活費を稼ぐため、クラブのママも経験した。
萬屋さんはその後、奇跡的に回復したものの、彼の浮気が原因で1987年に離婚。しかも、萬屋さんとの間の男児2人を、交通事故と自殺で、すでに亡くしている…。
「ここまでの修羅場をくぐり抜けている女優さんだから、バラエティー番組でいじられたりつっこまれたりしても、全く動じないんですよ」(テレビ関係者)
※女性セブン2012年10月18日号