売れすぎにつき品薄・休業を余儀なくされていた話題の北欧雑貨ショップ「タイガー コペンハーゲン」が9月22日に待望の再オープン。営業再開初日も開店3時間前から200人超の大行列ができる人気ぶりだった。
「タイガー コペンハーゲン」は、北欧を中心に17か国・170店舗を構えるデンマーク発の雑貨ストア。今夏、ヨーロッパ外初として、7月21日に大阪に出店した。オープン前から“北欧の100円ショップ”として注目され、開店24日間で3か月半の売上目標額を達成。入荷が追いつかず、臨時休業中だった。
「タイガー」とは英語読みで、本国では「ティアー」が正式。デンマークの10クローネ(約131.50円)コインをティアーと呼び、誕生当初、10クローネ均一のショップだったことと、創設者が動物好きだったことから、この名前がつけられたそう。
「デザイン性が高くて安い、という今までになかったコンセプトがタイガーの売り。競合他社はいないと思っています」と言うのは、PRの荒井紗耶さん。
「お客様に届けたいのはハッピーとサプライズ。かわいさだけでなく、値段でも驚いてほしいと、コスト管理はかなりシビアです。仲介業者を通さず、中国における大量ロット生産はもちろん、人件費も最低限。本社にはデザイナーを含み社員は35人で、日本も私を含めて社員は4人。それが価格に反映されています」(荒井さん)。
日本初出店が大阪の理由は「市場データのとりやすさがひとつ。また、話題性もありました」(荒井さん)。
この成功を軸に、来春に大阪に2店舗、東京へは来夏進出する予定だそう。タイガー旋風関東上陸も間近!
そこで、タイガー攻略5か条を紹介しよう。
【その1】バッグは斜めがけ、靴はペタンコで
大混雑の中、カゴ満杯のお買い物必至の「タイガー」。両手があく状態で、歩きやすい靴で、がお約束です。
【その2】ホームページで「アタリ」をつける
「タイガー」のホームページでは、新作&人気商品をサイトで紹介中。狙いを定めておくと効率アップ。
【その3】マグカップ、ボウルなどの食器類は最後に
「タイガー」でのお買い物時間はひとり平均40分。重たいものは、会計直前にカゴに入れるのがコツ。
【その4】人気アイテムは、とりあえずゲット
ペーパーナプキン、傘、エコバッグは売り切れ必至。目の前を通ったら、逃さずチェック&カゴへ。
【その5】買い物袋は有料。持参するとお得。
ショッパーは有料で30円のものと200円のものが。店内でバッグを買えば、それに入れての持ち帰りもOK。
※女性セブン2012年10月18日号