オスプレイが普天間基地に搬入されたのと同じ10月1日、世界各地から“ある戦士たち”が沖縄に飛来した。今月21日に那覇市で開催されるミス・インターナショナル世界大会に先立ち、世界70数か国から選出された美女たちが、那覇入りしたのだ。
そもそもこの大会、世界のミスが「平和と美の親善大使」として集い、交流を深めるのが目的とされるが、そこで気になるのが尖閣問題を抱える中国のミスの動向。やはり今回は出場を見送ったが、同じく反日気運が高まる香港のミスは「いろいろな経験をしたい」と参加を決めている。
美女軍団は今後、21日の決勝に向け、審査対象である「地元の人々との交流」のために各地に出没、熱い美のバトルを繰り広げる。日本代表の吉松育美さん(25)も、美の戦線に果敢に突撃していただきたいものである。
このところ殺伐とした話題ばかりの沖縄。美女たちのバトルがそんなピリピリムードを吹き飛ばしてくれるかも。
撮影■太田真三
※週刊ポスト2012年10月19日号