神奈川県に住むヨガのインストラクターのOさん(46才)は、精密機器会社勤務する夫(49才)が身だしなみに気を使わないところにウンザリなんだとか。とくに、夫の鼻毛について不満爆発! 以下は、Oさんの告白だ。
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頭のテッペンは冬枯れ芝生みたいになりつつあるけど鼻毛だけは生き生き、ぴんぴん、若者のよう。普段からはみ出しぎみだけど、ここぞというときはさらに鼻毛に勢いがつくのはなぜ!
結婚20周年記念に高級フレンチで「乾杯!」とグラスを合わせたときもそう。にい~っと笑ったとたん、鼻毛、満開。
「あなた、は、な」
「あ、な?」
あわててズボンの前チャックを見るから「あな、じゃなくて、鼻の穴」って。
何度小声で言ってもわからないからとうとう恥をしのんで言ったわよ。
「鼻毛、出てるよ」
しかし長年連れ添っても夫のリアクションってわかんないもんね。私はてっきり、グラスをテーブルに置き、さりげなくハンカチを取り出して、鼻を押さえるかと思ったの。
ところがなんと、いきなり人差し指を鼻の穴に突っ込んで、グイグイグイ。鼻毛を奥に奥に押し込んで「どうだ、入ったか?」だって。
いったん近づいてきたソムリエが遠のいたものね。
自分の鼻毛がウケてると思ってるのよ。イジられていることをちょっと“オイシイ”とさえ思っているんだからあきれちゃう。こっちは本気で言ってんのよ!
※女性セブン2012年10月18日号