『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が時事批評を展開する。10月12日に配信された35号では、ビートたけし氏が元愛弟子の禁断のスキャンダルを暴露する。
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相変わらずのスキャンダルを振りまいているのが、オイラと縁浅からぬ東国原だよな。維新の会から国政にうって出るって話が出たかと思ったら、すぐに「宮崎県知事時代には20人以上の女と関係があった」とか「ジョギング中にオネエチャンをナンパしてる」とか書かれたい放題書かれているわけだけどさ。
まァ、よくよく考えてみりゃ、アイツは独身の身なんで、別にオネエチャンとどう遊んでいようが、そりゃあテメエの勝手だって話なんだよな。
だけど、オイラにいわせりゃ週刊誌の取材はまだまだ甘いね。たけし軍団時代を知ってるオイラは、もっとスクープネタを持ってるぞ(笑い)。だいたい、オイラが知る限り東ほどのスケベヤローはこの世にいないんだからさ。 いつだったか、みんなでハワイに行ったときも、東はホテルのフロントまで素っ裸で降りてきて、「キー、プリーズ、ヘルプミー」ってやりやがったんだぜ。
女を部屋に呼び込んで覆い被さろうとしたはいいけど、「ふざけるな!」っていわれて、裸のまま廊下に閉め出されちゃったって話なんでね。そんなアイツが、年をくったからって懲りてるわけがないよ。20人なんて甘い甘い、その10倍はいるんじゃないかってさ。
逆に「女なんていない清廉潔白だ」ってほうがニュースだろ。「アイツ、どこかおかしくなっちまったんじゃないか」って思うね。
というわけだから、週刊誌が探れば探るほど、東のスキャンダルは出てきてトーゼンなんだけど、ここには大いなる矛盾があってさ。東の女関係のスキャンダルが出てくれば出てくるほど、ひとつひとつのネタの価値が薄~くなってしまうんだよ。「あぁ、またやってるよ」「何を鬼の首を取ったみたいに報じてるんだ」みたいなことになっちまって、書けば書くほどスキャンダル自体が無価値になっていくということなんだよ。これってもしかして、東の思うツボなんじゃないか。
「東のスケコマシ伝説はすべて捏造だった」
「どっちかというと男が好き」
「東、ED治療に極秘入院中」
なんてネタのほうが、実は東のブランドイメージとしては大打撃ってことなんだよ。
まァ、東はオイラのやり方を見習ってるのかもな。今じゃ、オイラの女のスキャンダルなんて、どこも書きはしないだろ。オイラがオネエチャンのケツを追いかけ回してたって「そりゃそうか」って感じで、スクープになるはずもないもんな。もうありとあらゆるネタを提供しちまった強みなんだよ。