青木裕子アナ(29)の退社は計画的なものだった。TBS社員が内幕を語る。
「3月いっぱいで花形ポストである『NEWS23』を降板していたし、退社は既定路線だった。もちろん結婚に積極的じゃないナインティナインの矢部(浩之)さんに向けてのプレッシャーの意味もある。今年いっぱいは昨年亡くなったお父さんの喪に服して、年明けには結婚という噂です。
だけど彼女が退社した一番の理由は、やっぱり会社に対する不満ですよ。馬車馬のように働かされて、それでも給料は安くなる一方。労組と会社がもめて、冬のボーナスが越年するなんて毎年の恒例行事になってますから。3~4年前から何度も“辞める!”って周囲にゴネていたからね」
さすがに青木アナほどの人気者になれば、フリーになっても引く手あまたのはず。「(小林麻耶や山岸舞彩が所属している)セントフォースは“ウチの事務所とキャラが合わない”と静観しているが、すでに触手を伸ばしているプロダクションはある」(芸能関係者)という。
エースの離脱が確定し、困っているのは局のほうだ。3月末には東大大学院進学のために山田愛里アナ(34)が、9月には竹内香苗アナ(34)が夫のブラジル駐在を機に退社した。
「主力たちにドンドン辞められて、もう新人やお局アナをフル稼働しないと回らない」
と、前出のTBS社員は頭を抱える。
特にバラエティは田中みな実アナ(25)と、枡田絵理奈(26)がフル回転で、「もしどちらかが辞めればウチのアナウンス部はパンクする。2人ともフリーになって食える実力があるだけに、ありえる話だ」(前出・TBS社員)とも。
※週刊ポスト2012年10月26日号