オータムジャンボを購入し、19日の当せん発表をそわそわしながら待っているかたも多いかもしれないが、実は今、見逃してはいけない宝くじが発売されている。宝くじ評論家の長利正弘さんが言う。
「スクラッチくじは普段、1等50万~100万円のものが多いのですが、23日まで発売している『プレミアムスクラッチ1000万 ラッキー3』は、年に1度だけ1等1000万円が当せんするスクラッチです。オータムに比べて1等が10倍当たりやすいので、狙い目ですよ」
日本宝くじ協会が実施した、100万円以上のスクラッチ高額当せん者を対象にしたアンケート結果を見ていこう。
まずは買い方。ジャンボ宝くじでは通常30枚を購入する人が多いといわれるが、スクラッチの場合は高額当せん者の48%が10枚購入している。そして削り方。「どこで削りますか」という質問には、63%が「家に持ち帰って家族と」削ると答えた。続いて「買ったその場で」削るという回答が38%で、約2倍の差をつけた。
「家に持って帰って、家族でスクラッチを楽しむかたは多いですね。『家族団らんが楽しめる宝くじだから買っている』と答える通もいるぐらい。スクラッチの醍醐味かもしれませんね」
高額当せん者にあやかるとすれば、10枚購入して、その場で削らず、家に持ち帰って家族で削るといいかもしれない。
では“当たる買い方”を聞くと?
「10枚購入する場合、連番で買うと必ず6等200円が当せんするので、オススメです」
スクラッチにも、ジャンボのように番号が振ってある。それがくじの左下にある『宝くじの日記念お楽しみ抽せん用番号』だ。この番号が連番になっていれば、10枚に1枚は必ず6等が当たる。
さらに、オススメ売り場については、次のように語った。
「私の経験からいうと、スクラッチの当せんは“笑顔を絶やさず真面目に営業している小さな売り場”で出ているように思います。もしかしたら、そういう売り場に当たりくじが回っているのかもしれませんね。10年以上買い続けているかたが高額当せんを出すケースも多いので、地元の売り場でコツコツ買うのがスクラッチの攻略法なのかも」
※女性セブン2012年10月25日号