9月には日本テレビの丸岡いずみアナ、TBSの竹内香苗アナ、フジテレビの平井理央アナ、そして、12月にはTBSの青木裕子アナと、次々と民放各局の看板女子アナが退社する事態になっている。
あるキー局のプロデューサーがいう。
「まるで沈没船から逃げ出すネズミの群れのようですよ。かつて女子アナの早期退職といえば、フリーになっても稼げるスターアナか、超大物プロ野球選手やタレントなどと玉の輿婚をした若手の特権だった。
同じ局の社員や一般人との結婚であれば“とりあえず社員のままでいよう”というのが普通でしたね。
ところが今や状況が違う。不況でテレビ局の待遇が悪化したために、普通のOLと同じように“結婚して一刻も早く抜け出したい”とか“もっと条件のいいところに転職するためにキャリアアップしたい”というマインドに変わってきているんです」
※週刊ポスト2012年10月26日号