アナウンサーの退社が相次いでいる。もっとも待遇へのブーイングが大きいのが日本テレビだ。「実質給与3割カット」といわれた一昨年の賃金改定以降、アナウンサーたちが次々と会社を去った。羽鳥慎一アナ(41)や西尾由佳理アナ(35)に始まり、夏目三久アナ(28)、宮崎宣子アナ(33)などが続々退社。
「これまで年収1000万円以上もらっていた女子アナが、年収700万円クラスになっているんです。これじゃあ“フリーで1本でも仕事が取れれば元がとれる”と思っても無理はない。スキャンダル報道で干されていた夏目アナは、フリーになってからマツコ・デラックスとの番組で息を吹き返したし、宮崎アナはストレスからか一時番組降板を余儀なくされていたのに、フリーになると仕事も上手く回り始めた。
日テレのアナウンス部はいま、お局アナによる締め付けがキツイから、若手も辟易しているようです。澤村拓一投手と結婚し退社した森麻季アナ(31)みたいに、“巨人の主力を捕まえるのが真のエースアナ”なんて冗談すら出始めている」(日本テレビ関係者)
情報番組『スッキリ!!』関係者によれば、やはり退社が最も濃厚といわれているのは、石田(旧姓・葉山)エレーヌアナ(30)という。
「『週刊ポスト』が妊娠をスッパ抜いたころから上層部は真剣に彼女の後釜を考え始めています。退社するにしても、産休だけにしてもあと半年ほどで出演できなくなるのは間違いないですから。最近『スッキリ!!』に出演している新人の杉野真実アナ(22)はスタッフ受けもいい。
チャラチャラした女が嫌いな司会の加藤さんは、エレーヌの男関係には本気でガンガン突っ込むのに、杉野アナには優しい(笑い)。“ポスト・エレーヌ”の最有力です。一番フリーになられて困るのは鈴江奈々アナ(32)。硬軟両方こなせる女子アナは彼女くらいで、いなくなると日テレのアナウンス部は崩壊するかもしれない」
※週刊ポスト2012年10月26日号