仙台の厚切り牛タンが名物の、大通りから1本入った場所に佇む一軒家風の炭火焼き居酒屋。入り口は、大きな木の扉で閉ざされていて、表から中をうかがうことはできず、“お忍びデート”にはもってこいの店である。
10月中旬の夜9時ごろ、絶品料理を楽しみながら、デートを楽しむ一組のカップルがいた。カウンターに並んで座るふたりは、堤真一(48才)と蒼井優(27才)。赤ワインをハイペースで飲み干し、ほろ酔いの堤は、こんな誘い文句でスッピンの彼女を口説く。
「年明けに奈良で仕事があるから、お前も遊びに来いよ」
蒼井は、微笑みながら、こう切り返す。
「じゃー、カレと遊びに行こうかなぁ~」
「それじゃー、おれがつまらないじゃないか! ひとりで来いよ!」
少年のように、少しふてくされた言い方ながらも、笑顔を絶やさない堤。そして、蒼井もまた、まんざらでもない様子の笑みを浮かべて見つめ返していた…。
蒼井優といえば、今春、実力派俳優の鈴木浩介(37才)と交際をスタートさせ、7月には自身の公式サイトで交際宣言をしたばかり。居酒屋で蒼井が“カレ”と呼んだのは鈴木のことだ。交際宣言から4か月たった現在も、鈴木は蒼井のマンションに何度か通っている姿が目撃されていて、交際は続いているようだ。
そんな蒼井だが、堤とは数年前からの知り合いだという。
「堤さんの所属事務所は舞台制作も行っているんですが、その事務所関係者が蒼井さんの舞台の才能に惚れ込んで、同じく舞台を主戦場として活躍する堤さんを紹介したのがきっかけなんです。蒼井さんも観客の前で、生で演技をする舞台が大好きで、それで堤さんと意気投合して仲良くなったそうです」(舞台関係者)
そんな“演劇”つながりのふたりだが、今年に入ってから急速にその距離を縮めていた。ツーショット目撃は多数あり、それは蒼井が鈴木との交際を宣言した後も続いた。最近でも、10月初旬には、冒頭の居酒屋の隣りにあるもつ鍋店で、ふたりはデートを楽しんでいた。
「この店は堤さんがひいきにしている店なんです。蒼井さんが“舞台がそろそろ始まるから、ダイエットしなきゃ”なんて言うと、堤さんが“そんなの気にしなくていいから、食べろよ~”なんて言っては、料理を取り分けてあげていましたよ。この店には、月1のペースで、ふたりで通ってるみたいですよ」(常連客)
さらに堤の自宅マンションから徒歩10分ほどのイタリアンレストランでも、ふたりの姿が…。
「ふたりのときが多いんですけど、最近だと、10月半ばに田中麗奈さん(32才)も含めた3人で来ていましたね」(常連客)
※女性セブン2012年11月8日号