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フットサルの“キング・カズ効果” 長くは続かないとの予測

 フットサル日本代表のW杯メンバーに、J2横浜FCに所属するキング・カズこと三浦知良(45)が選出され、これまでになくフットサル界が盛り上がりを見せている。24日のブラジルとの親善試合では、平日夜の開催にもかかわらず前売りチケットは完売し、試合会場の代々木第一体育館は8236人の観客で埋め尽くされた。27日のウクライナ戦でも、カズが代表初ゴールを決め、ますます注目度は高まっている。

 11月1日からタイで行なわれるW杯の地上波録画中継(フジテレビ系)も決定しており、まさに“キング・カズ効果”といえるのだが、はたしていつまでこの効果は続くのだろうか。サッカーライターは、こう分析する。

「たしかに過去にカズが移籍したことで、ヴィッセル神戸や横浜FCは観客動員がアップしています。横浜FCはそれまで観客が5000人も入ればいいほうでしたが、カズが加入した1年目は8000人台を何回も記録しました。

 ですが、2年目は序盤から昇格争いをし、カズも常時スタメンで、J2優勝を果たしたにもかかわらず、観客動員は伸びなかった。日産スタジアムや国立競技場というキャパシティの大きな競技場で数回開催されているため平均は上がっていますが、ホームの三ツ沢競技場では、観客4000人台の試合が多かったです」

 なぜ、観客動員は1年目しかアップしなかったのか。

「地方で開催されるアウェイゲームですと、いまだにカズがベンチ入りするだけで観客動員が飛躍的に伸びます。普段の倍近く集まる競技場もあるほど。ですが、カズが横浜FCにきて8年目を迎えた今、肝心のホームゲームの動員には、ほとんど影響がなくなっているといっていいでしょう。もちろん、今のカズは横浜FCでスタメンを張ることは激減していますが、スタメン出場をしていた頃も2年目以降はほぼ観客動員と関係がなかった。

 これは、フットサルにも当てはまるはずです。今は『カズのW杯出場』というトピックで目を引けますが、最初だけではないでしょうか。いつまでも『カズ』という名前で引っ張れるとは思えないので、早いうちに、カズに代わるスター選手が出てくることを熱望します」(同前)

 まずは、盛り上がりを見せているフットサル界。カズという特効薬の効き目があるうちに、正真正銘の「スター選手」を出現させたいところだ。

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