宍戸錠氏の経験人数は1331人。これは78歳の今も更新中。先日もそのような関係になったようなのだが、ちょっと様子がおかしい…。日本の映画史に残るハードボイルドスターが、現在に至るまでの女性経験の数々、そして男にとって本当に大切な物は何かを語る。『週刊ポスト』に掲載された記事のノーカット版を『メルマガNEWSポストセブン』で連載中だが、ここでは11月2日配信のVol.38掲載分からプロインタビュアー吉田豪氏による珠玉のインタビューを公開する。
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──宍戸さんのこれまでのインタビューを読んでると、女性問題のオープンさに驚くんですけどね。
宍戸:なんで?
──記事を集めて驚きましたよ。57歳のときに、「いまでもコンドームを持ち歩いてる」っていうのが見出しになってたりで。
宍戸:へぇーっ! ホントは78歳で子どもを作りたかったんだよな。今年作る予定だったんですよ。
──ダハハハハ! 「相手はいないけど」って言ってましたよね。
宍戸:相手はいたけど60歳だから。そいつがまあ、すごくてもう嫌で(笑)。それで、そいつの友達もまた追っかけでね。その人たちが28とか27だったらいいけど、60と58かな。それじゃ嫌だよ、こっちだって。だから、若い女とはしてませんね、最近。
──ダハハハハ! 悔しいですね、そこは(笑)。
宍戸:いやあ、これからヤリますよ。今年中にやらないとな。あと少し。
──あと2ヵ月(笑)。年々数が減ってるけど、一時は年に50人ヤろうとしてたんでしたっけ?
宍戸:大体ね。どこかの雑誌でモテキの特集で俺が世界三位だって出てたよね。
──これまでのトータルが1331人でしたっけ?
宍戸:でも、ウォーレン・ビューティが1万2775人だよ、この野郎! で、チャーリー・シーンが5000人。
──だいぶ差をつけられてますね。
宍戸:三位が宍戸錠で1331人、えれえ違うんだよ(笑)。この野郎、歳は俺が一番上だぜ。
──でも、まあ、これから逆転は…。
宍戸:可能じゃないんだよね。もう、よっぽどよくなきゃ勃たねえから。
──ダハハハハ! コンディション次第ですか(笑)。
宍戸:いや、相手のね。こないだ、ちょっと年寄りもできるのかなと思ってヤッてみたらね、やっぱり年寄りとヤッちゃいかんな。人数にも入れたくねえよ!
──ダハハハハ! ホントは1331人から増えてるけども、入れない(笑)。
宍戸:入れないよ、入れたくもねえ。入れるところもねえっていうか(笑)。
<続きは11月8日木曜に公開予定>
<宍戸錠氏プロフィール>
ししど・じょう。1933年大阪府生まれ。1954年、日活ニューフェイス第一期生としてトップ合格し、翌55年に『警察日記』でデビュー。タフでハードボイルドな「エースのジョー」として人気を得て、石原裕次郎、小林旭らとともに日活のスターとなる。『拳銃は俺のパスポート』など300本以上の映画に出演してきた。その役者人生を綴った自伝的小説の完結編『シシド 完結編~小説・日活撮影所百周年記念』(角川書店)は11月30日発売予定